新卒で入った会社では色々な団体保険や積立て年金に入ることができたのだが、今になってそのころの書類が出てきて、これはいまでも契約が有効なのだろうか?どうだったろうか?と疑問になっていた。
今日ようやくその書類をひもといて、保険会社や窓口などに電話をかけて調べてもらった。
どうやら50歳以下だと、退職後は一年間は更新できるがその後は自動で解約になるらしい。というわけだろうけれども、番号や証券番号などで調べてみても、契約は残っていなかったということであった。
50歳以上になるまで勤め続けられるとは中々今の時代思われないし、よくまあ良くわからないまま保険に入っていたもんだなと思う。今にして思うと、四年半で転職してしまったので当然保険に入ったうまみはほとんどなく、後から思うと完全に無駄だったのではとも思えてしまう。
なのだが、ほんと、こういうよくわからない書類があとまわしになって十数年後の忘れたころになって出てくるというのは、しんどいなと思う。
こんなものは、戦争や火災になると持って出ていけないだろうし、いろいろな都合でなくなってしまうものなのではないかなと思う。大切なものに関してはそれだけまとめてとっておいて、そしてその大切なものはできるだけコンパクトに整理していざというときに持ってでられるようになっているぐらいにしていないといけない気がした。
契約があるのかないのかもわからないものとかと一緒にごっちゃになっていたら、本当に気が滅入ってしまう。いざというときにどうしていいかわからなくなってしまう。そうなっても、本人以外には誰も代わりになにかをやってくれるというわけにはいかないのだ。そういうしんどさを、ここしばらくの住所変更手続きでは感じている。