図書館が閉まっていて自称80歳のおばあさんと喫茶店でお茶した

中央図書館に車で行ったら駐車場が満車だったので、別の図書館に行くことにしていってみたらそちらは休館していた。それで地下駐車場にもどってきたらすみませんと声をかけられ、きらぼし銀行はどこにあるのかと尋ねられた。私も知らなかったのでスマホで調べてみて、実際にあるのかどうか確信がないのでとりあえず一緒に行ってみることにした。行ったり来たり迷った挙句、ヨドバシカメラの店員に聞いたら隣の建物だそうなのでようやくわかった。看板がほとんど目立たない、あるのかないのかわからないような支店だった。で一応ちゃんと用を済ませられるのかを見届けて帰ろうとしたら、きらぼし銀行の口座はないので振り込めなかったとのこと。窓口が開いている日に出直すしかないですねという話になった。

私が親切に思えたらしく、喫茶店でコーヒーでもおごると言われて、ルノアールに行ってコーヒーを二杯ほどおごってもらった。二人で4杯、2200円。

話を色々聞かせてもらった。5人姉弟の長女で、80歳で、近くに住んでいて、大きいマンションでの生活が不要になって小さい部屋に引っ越したばかりで管理人に振り込もうとしてきらぼし銀行を探していたとのこと。引っ越しは御兄弟ら家族に手伝ってもらったこと。ダイマルで働いていて年金で悠々暮らせるみたいな話。フランスの寝具を売ったり色々な販売員を経験されたこと。63歳の頃に旦那さんを亡くしたこと。どれも私には関係がないことなのだが、やはりそこには人生と苦労があった。帰りはバスの年間パスがあるそうなので、駅前で別れた。いままではもっと無愛想な対応をしたのかもしれないけれど、最近、なるべく誠実な対応になるようにするようになった気がする。そういう対応をしてもらえる場に習った影響かもしれない。

ただまあ、駐車場に車を止めていたので、駐車場料金がかかって、とくにはならなかったという感じであった。