ユーチューブでエヴァンゲリヲンのテーマソングを聞いていた。エヴァンゲリヲンのテーマソングは、同じ世代の宇多田ヒカルが歌っている。
序と破のBeautiful Worldを聞いたころ、私は粟津や小山といった場所に住んでいた。どちらも新卒で入った会社にいたころに聞いた。
Qの桜流しを聞いたころには、私は就職した会社がG社に買収されていた。六本木界隈で昼飯を食べていたころだった。あの会社に入れなかったら、その後の転職もほとんど不可能だったと思う。あの頃に学んだことが自分のサーバサイドエンジニアとしてのほとんどすべてだといってもいい。
One Last Kissを聞いたころには、私は元カノと別れて一人に戻っていた。コロナ渦の最中であり、マスクして映画館に行っていたはずである。
そのころ、何をどう考えていたのだろう。まだ、元カノに食べ物などを宅配で送っていたかもしれない。それもその年の夏ぐらいに止めてくれと手紙が来て止めたのだったと思う。その時点ではそれなりに資金はあったのだが、同じ年の秋に失敗して、大損し年の暮れには痔ろうの手術をしている。それからは一年以上貧しい暮らしを続けて、幻聴が聞こえて休職となり、復職をして、一体自分はいままで何をしていたんだっけとなりまた元カノに連絡を取り、新年早々震災にあい、改めて振られて米国株でも大損して今に至る。