ずっと一緒にいるということ

 マッチングアプリで出会ってすぐに別れた人に、目利きの銀二を17000円おごったことについて、なんだか何にもならなかったという気持ちがわいてくる。

 一緒に色んなことを楽しんで、その場は楽しくなかったとしても、思い出としてはいい思い出がのこるということもあるけれど、その後の人生は別々になるというときに、一緒にいたことの意味はなんだったのだろうという気になる。

 ひとりでいろんなことを楽しむのも飽きてしまった。だから誰かに楽しんでもらいたい。でもだれでもいいというわけではない。楽しんでくれた人が少しずつ幸せになっていく様子を末永くそばで見守っていけるのでなければ、意味がないのではないかという感覚がわいてきている。