友達と飯食ったのに酒飲まないということが今まであったのか記憶がない。
地元で車運転していた時はそうだったろうが、大体乗せてもらうので飲んでいた気がする。
この週末は友人らといても酒を我慢できた。タバコはもらいタバコしたしなんなら初めて加熱式タバコを購入したりもしたが酒は飲まなかった。
二日酔いや酒うつでない感覚というのはやはりいいし、出かける時やトイレを出る時に忘れ物を強迫神経症のように確認しなければならなかったのも、二日酔いで意識が不鮮明だったからなのかもしれない。調子が悪くない状態で、自由の中でいられるというのは中々心地よい。
安心感。ほのぼのした気持ちだ。
自分はシラフでも人付き合いできるんだということを改めて驚いた。少しでも摩擦がおきるたびに酒を足していたが実はその摩擦は酩酊による不快感や醒めてくるときのうつで起きていたのかもしれない。
酒を常時飲んでいると酒うつの状態が常態化して、ほろ酔いと思っている状態は酒うつが緩和された状態、健常者にとってのシラフの体調に近い状態だったのだと思う。飲んで気持ち良いのではなく、飲まないと不快で飲んでやっと普通になるという状態だったのだ。飲んでいないとうつの状態になる感じだったのだ。今は、飲まないでシラフでい続けているが、酒うつを抜けてほろ酔いを感じていたときと同じような心地よい感覚が、飲んでいないのに感じられている。