そもそもの話なぜ去年の11月に孤独を感じたのだろう

 去年の11月に、突然元カノに連絡をとらなければならないと思った理由はなんだったのだろう。コールセンターで働いていた彼女が契約を更新されずに失業していたことは知っていた。その後急にXのアカウントがなくなりその後、消息が不明になって心配ではあった。

 けれども、10月頃の自分はウォーキングやT-BOLANのライブやらで全く元カノのことは忘れていたように思える。マッチングアプリで知り合ったお姉さんが誕生日プレゼントを買いなおせと言ってきたり石垣島にいくための費用を渡すように言ってきたり、無茶なコースを要求してきたりするので、この人についていったらやばいことになりそうだと思った時に、ふと元カノのことが恋しく思えたのかもしれない。毎日毎日歩き続ける日々を急にやめて、頭と体がショックを受けておかしくなっていたのかもしれない。いずれにせよあの時急に、突然このまま生活していけないという気がした。心も体も急におかしくなった気がした。さらには健康診断の結果、肝臓の数値が異常になっており眼底検査にもひっかかっていた。アルコールをやめないと死ぬのではないかと思って突然酒をやめ、失明するのではないかと思って眼科に行った。記憶から飛んでいたけれど前年の健康診断でも同じように引っかかっていた。眼底検査の精密検査で異常はなく、肝臓の値も再検査で改善し始めた。ちょうどあの頃数か月前にやっていた作業の内容が完全に記憶から消えていることに驚いていた。歩いて歩いて歩き続けて、記憶が飛ぶほど歩いた毎日だった。部屋に突然1匹のゴキブリが現れたのもあの時だった。あの時、元カノと再び連絡をとったことは、自分にとって何かポジティブな意味があったのだろうか。共通の知人からもブロックされてしまい、元カノからもブロックされてこの半年ほどの出来事がすべて虚しく思えてしまう。被災した間だけ気を使ってもらえたような気がする。しかしあっとうまに風化した。まだ地震から半年しかたっていない。遠い遠い出来事のように思える。