当時、Final Fantasy 一緒にTALKとかいうような名前だったと思うけれど、YahooのカテゴリでFinal Fatasyを探していくと一番有名だったコミュニティサイトがあった。
私はそこのチャットや掲示板に出入りしていた。
かなり頑張って攻略していたと思うが、先にDISC4まで行ってしまった人が現れた時、私はクロノトリガーで魔王が仲間にならなかったためにデータを上書きしてやり直してしまった友人のことを思い出し、サイファーが仲間になるというデマをものすごくリアリティある設定で描き込んだ。実際、ほとんどの設定は注意深く調べれば極めて説得力があった。サイファーは実際序盤にプレイ可能なキャラクターだったし、FF7でエアリスが改造データでは遊べるという情報も知られていたので、かなりの人がそれを知った時点でゲームをやりなおしてセーブデータを新しく上書きしてしまったそうである。
苛烈なる剣劇という名前は、ドラクエかなにかの大ボスの使ってくるわざにひらめきを得て思いついた記憶がある。
それを聞いた友人たちは私を怖がっていた。
私には何か、そういう常軌を逸した事を平然とやってしまうヤバさがあるのだと思う。