それはたぶん、２０２１年の夏頃の事で、株を再開して一年半ほどの頃だったろうと思う。あの頃私は、信用取引のことを地元の友人から聞いて、信用取引を使って１５００万円ぐらいのお金を動かして、５００万ぐらいの資産があった。
あの頃そんなに貯蓄が増える要素はないので、あの頃に関しては株で勝っていた時期があったのではないかという気がする。そんなことがあった記憶はないのだが。
それが秋ごろには１００万を切るぐらいまで減っていて、痔ろうの手術をうけるための費用に困るぐらいだったのだ。
なによりもあの頃自分はかなり熱心に仕事していた気がするのだが、大金を投じて動じずに仕事をしていられたというのが信じられない。
多分あの頃は、最終的にはお金を稼ぐスキルに関しては株のスキルで賄えると期待していたのだと思う。いろいろな不安やハンデはあっても、すべてお金で解決できる問題だという風に思って、株をやっていけばいいのだと信じ込んでいた気がする。
