東京出社の日記のようなもの

今日はゆっくり目に部屋を出た。

出社して棚卸し作業などをやった後、帰りにマッチングアプリで知り合った方と会う予定だったが、仕事が終わってメッセージ見てみたら、キャンセルとなっていた。一緒に働いている人がコロナになったのでキャンセルしたいということのようだった。正直、それでよかったと思う。結構、メンタルが疲れていた。

仕事は大変ではないのだけれど、出社すると周りの方々の色々な会話が耳に入ってくる。その会話は私には関係がないのだが、たまに興味をもって聞き耳を立てたり色々想像してしまう。

それだけならいいのだが、作業にのめり込んで疲れてくると、だんだんその関係のない話題が意識ではなく無意識に入ってくるようになる。そうすると、関係ないと思っているのになぜか無意識が自分に言われているかのように受け止めて混乱してくる。これが悪化していくとあと何歩か先には幻聴ということになってくる。しまいには人の会話どころか何かの音すら自分に何か言っているように無意識に受け止められてしまう。こういう症状が昔からあって、それがしんどいのだった。それを思い出した。音楽が流れている職場では、仕事が楽だった気もする。

それにしても今の職場は1年半ほど前に移転しているのだが、それ以来、今まで気づかなかったけれど、丸善にも八重洲ブックセンターにもすぐ近い。あまり縁が無いと思っていた界隈にそういえばいつのまにか通える状態になっている。なぜ今までそう気づかなかったのだろう。むかし溜池山王や六本木あたりに通っていた時よりも今の方がずっと恵まれている気がする。