狂気は話しても分からないものもある

人が狂っているかどうかを話し合えば分かると人は思いがちだ。

しかし思考には色々な機能があると思う。

論理が破綻したり記憶が破綻したりといった大雑把な問題しかないとしたら話は簡単なのだが、ほろんどの機能が正常なまま、不確実さへに推測の精度だけが狂ってしまい、過剰なほどポジティブになったり過剰なほどネガティブになったりといった、捉え方の度合いだけおかしくなるパターンがある。

これは程度が軽ければ躁うつ病とも診断されているかもしれない。さらにすすむとポジティブな想像がポジティブな現実と見分けられなくなって空を飛べると思って飛び降りたり、ネガティブな想像がネガティブな現実と見分けられなくなって人に命を狙われてると思って物音に怯えて衰弱死したりする。

という風に思う。