理解できないね

 ベンチャーとかユニコーン企業の末期だなと思うのは、天才とかなんだとかいうことの肩書的な表現が、今では麻布とか開成のような男子校界隈という事になってしまっているということ。

 そうだったのだろうか。その人たちは、むしろ保守的な成功者になっていくための軸で評価された人達だったのではないか、という違和感。

 本当にブレイクスルーを起こしてきた人というのは、むしろそういう与えられたレールの外側で巨大な成果を積み上げてしまう若者たちだったのではなかったかということを非常に思ってしまう。

 成功するか失敗するかということが、実際のサービスのユーザーということを無視して、投資家のお金を引っ張れたかどうかだけに左右されてしまっていて、投資家のお金を引っ張るために都合のいいプロフィールかどうかだけが評価軸になっていないかという気がする。投資家のためだけのウソくさい成果物だけしか生み出していないのではないか?