断酒というのは終わらない営みだけれど

 断酒というのは永遠に終わりのない営みだけれど、これをやりつづけることが目的というよりも、これをやっていく中で回復したり得たりした余力を使って、ほかの有益な活動に乗り出して行って、断酒するということをもう意識しなくても飲まずに有意義な活動をやっていけるようになることが目標になるべきかなという気がしている。あくまでも発射台のように利用するのだという気がしている。私は永遠に断酒を意識し続けるつもりはないし、たぶん他の誰かを助けられるほどの力があるわけでもないのだ。