必ずしもいつもいつも帰省したいという気持ちになっているとはいえない。帰省は、しなければならないという義務感がつよい。
なんだかんだで、自分の生活が破綻したら両親に助けを求めざるをえなかったし、今でもずっと両親に迷惑をかけてきたなと思っている。両親が少しずつ歳を重ねていることも感じる。少しずつだけど両親の生活も自然に現代的になっていくようでもあると感じて少し安心したりもする。私がなにかをしようとしても、両親を変えることはできない。時代の流れに両親が自然に合わせていくのを待つしかできない。
いつか何かあった時には、実家にもどろうと考えていたが、実際には実家には私が暮らせる場所などない。だから、私が帰ってくるたびに両親には負担がかかっているのだと感じる。
だからといって、疎遠になるもの不幸なことのように思える。邪魔にならないように、配慮しながら帰ればいいのかもしれないが、そういうとだいたい、父はそんなことをせずに泊れということもわかる。でも実際に泊まると、たしかに父にも母にも精神的にも身体的にも負担をかけてしまうのも確かなのだ。今年もどうするだろう。しっかり考えたい。