あの集会にいっていて新人いじめがあるようだとか、人間関係が深まりそうになるとだんだん嫌になってくるという話をしていたら、もうそんなところやめたらどうかという話になった。
たしかに、私はどこかで誰かに、そういってもらいたかったのかもしれない。
もう一カ月半ぐらい断酒できているのだし、ここまでくれば、補助輪なしでも一人で断酒していけるだろうし、断酒の集まりではなくて、もっと別の趣味や勉強の集まりにでもいってみたらつらくないのかもしれない。そういう選択肢もある。これでもう大丈夫になったなら、それで離れていくことももちろんできるはずだ。ただ、そこにいっている限りは、これでもう大丈夫だぞと言ってもらえることはない。一生直らないという警告を受け続けるしかない。それは医学的には事実でもあるだろう。またたった一杯飲んだだけでも、また飲まずにはいられなくなるのは間違いない。そしたらそうなったときに、またもどればいいのではないか。そうやって出入りを繰り返して、たしかにここに通う事が必要だと言う風に思えるのかもしれない。今はまだ、そこまで切実な状況を実感しきれていないのかもしれないと思う。